はじめに
仕事を進めていく上で、資料は欠かせないものでしょう。会議や製品説明など、資料が必要な場面は多岐にわたります。
しかし、経験がある方なら共感していただけると思いますが、この資料を作成する作業は非常に手間がかかるものです。
資料作成では、使用するデータや画像の準備をし、書く文章を考え、見やすい構成となるように綺麗にまとめなければなりません。
社内向けの資料として多少雑で良い場合でも、見やすい資料であることに越したことはないでしょう。
ただ丁寧に資料を作成しようと思っても、実際には他にも業務があるため、十分な時間をかけられないことは多いと思います。
ここでAIを活用し、資料作成に充てる時間を短縮できれば、業務効率が上がることは間違いありません。
そこで今回は資料作成を簡便にしてくれるサービス「イルシル」を紹介していきたいと思います。
イルシルの使用方法
イルシルのアカウント作成
イルシルはAIを搭載したスライドを自動で生成してくれるサービスです。
まずは以下のリンクからイルシルの公式ホームページにアクセスしましょう。
上記のリンクからホームページを開くと以下のような画面となります。まずは画面右上にある”無料で始める”をクリックしましょう。
”無料で始める”をクリックすると以下のような新規登録画面に移ります。この画面ではイルシルで使用するアカウントを作成します。
Googleアカウントを所持している場合は、そのGoogleアカウントから簡易的にイルシルのアカウントを作成できます。
もし、Googleアカウントを所持していない、使用したくないという場合は、メールアドレスとパスワードを入力してイルシルアカウントを作成してください。
アカウントを作成し、ログインに成功しましたら以下のような画面に切り替わります。
では実際にスライドを作成してみましょう。
スライドの作成
スライドの作成方法には、AIで作成する方法、白紙から作成する方法、テンプレートから作成する方法があります。
AIを用いて簡易的に資料を作成したい場合は”AIスライド生成”をクリックしましょう。すると次のような画面が表示されます。
事前準備なしで資料を作成する場合は”キーワードからスライドを生成”、既に資料にする内容をWord等でまとめている場合は”メモからスライドを生成”をクリックしてください。
すると次のように表示されます。どちらの生成方法を選択した場合でも、タイトルを決める必要がありますので、作成したい資料のタイトルを入力してください。
今回は例に挙げられている通りの”AIスライド資料作成ツール「イルシル」のご紹介”と入力し、Ctrl+Enterを押します。
次にスライドに含める内容を尋ねられるため、自分が作成したい資料に入れたい内容を入力していきましょう。
内容を入力し、Ctrl+Enterを押すと以下の表示が出ます。スライドの生成が完了するまで、少々待ちましょう。
スライドの生成が完了しましたら、次のような画面が表示されます。
画面の左側がスライドの各ページのタイトル、右側がスライドの内容生成時にAIに指示する内容となります。
まずは各項目を確認してください。スライドを挿入したい場合は、挿入したいページのタイトル部分を選択し、Enterをクリックしましょう。
逆にスライドを削除したい場合は、タイトルの文字を消し、その後”Back Space”を押すことで削除することができます。
ページを追加した場合、AI生成の指示になるメモが挿入されていません。以下の画像のメモアイコンをクリックしてメモを挿入し、指示を入力してください。
必要な情報の入力が完了しましたら、”スライド用のテキストを一括生成する”をクリックしましょう。
タイトルの入力と生成ボタンが表示されますので、”生成する”をクリックしてください。
以下のようなスライドの構成が表示されます。構成内容に問題がなければ、右上にある”スライド生成”をクリックしてください。
少し待つと自動でスライドが生成されます。各スライドの下部にデザインの一覧が表示されますので、お気に入りのデザインを選択しましょう。
また、スライドの文章内容を変更したい場合は、右側のテキストを変更することでスライドに反映されます。
次にスライドを他のファイルに出力していきましょう。
スライドの出力
作成したスライドの出力ですが、こちらは月1680円の使用量を払う必要があります。
無料のプランでは使用感の確認のみで、出力は出来ませんのでご注意ください。
スライドの出力は画面左上の”共有/書き出し”を行うことで可能となります。
まとめ
本記事では、スライド生成AIサービスである「イルシル」について解説していきました。イルシルを正式に利用していくには毎月一定の金額を支払う必要がありますが、資料作成のスピードを格段に上げることが出来ますので、仕事を効率化したい人はぜひ活用していきましょう。